外国投資者が中国国内企業を買収・合併（M&A）する方法及び要求原則

1．買収・合併（M&A）する方法――
　「外国投資者が中国国内企業を買収・合併（M&A）する規定」には、株権買収・合併(M&A)と資産買収・合併(M&A)の二種類を定めている。株権の買収・合併(M&A)には、現金で中国国内株主権を買収、中国国内企業の増資する株権の買収、海外特別目的会社(SPV・SPC)の株主権等で中国国内会社株主の株権を買収、中国国内企業の増資株権を買収等異なってる状況での色んな形式の株権買収・合併(M&A)が含まれている；資産買収・合併(M&A)には、現金で中国国内の株権を購入する方法のみがある。

2．買収・合併(M&A)する要求及び原則
　外国投資者が中国国内企業を買収・合併するには以下の基本要求に適合しなければならない。
　（1） 中国の法令、行政規定に従う；
　（2） 公平合理、等価有償、誠実信用の原則を守る；
　（3） 過度的な密集、排除、競争制限にならない；
　（4） 社会経済秩序を守り、社会公共利益を損害しない；
　（5） 国有資産の流失を引き起こさない；
　（6） 中国法令、行政規定に定めてある投資者資格の要求に適合する；
　（7） 中国法令、行政規定に定めてある関連する産業、土地、環境等政策要求に適合する；
　（8） 「外商投資産業指導目録」での、外国投資者が独資経営することは許可されていないし、買収・合併(M&A)により、外国投資者が会社のすべての株権を所有することを禁止されている企業；中国側が株権を支配すべき産業、もしくは相対的に支配しなければいけない産業の場合、当該産業の企業が買収・合併(M&A)されても、中国側が依然として株権を支配又は相対的に支配する位置にあるべきであること；外国投資者は外国投資者が経営することを禁じられている産業を買収・合併(M&A)することはできない。
　（9） 買収・合併(M&A)された中国国内企業の経営範囲は外商投資産業政策の要求に合わなければならない；要求に合わない場合は、調整を行わなければならない。
　（10） 需要に応じて規定にその他の要求を追加する。

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