詐欺・脅迫・恐喝回避対策

中国上海KTV小姐(ホステス)の手切れ金名目での恐喝行為防止分析

一、先ずは警戒心を強化

 最近、KTV小姐(ホステス)の手切れ金名目などでの恐喝する案件は多発している。かつ案件を分析すれば、かなりの共同な特徴があって、こんな手口はKTV小姐の中で広がり、マニュアルになっている可能性が高い。手切れ金名目での恐喝行為を防止する一番重要なのは警戒心である。どのように防止するのかについては、本事務所発表の「日本人男性を狙った、男女関係を利用した詐欺・脅迫・恐喝の回避対策」に詳しく述べてある。こちらではもっと深層に分析し対応方法を述べたい。恐喝罪はここを参考!

 

二、KTV小姐に対する心理的な防衛
1.一般的に上海でKTV小姐等に就く人の故郷(出身地或は成長地)は地方である。ほとんど学歴が低く、上海に来た目的は只一つ、どのようにお金をたくさん儲かるのかである。彼女らは家族、親族、同郷の人達の目には大都市で面子のある仕事をしているように思われている。なので、彼女らが一番心配なのは自分がどのような仕事をしているのかを他人に知せることである。


2.彼女らがお客さんと接近するのに、一般的に最初は顧客を満足することから入手し、顧客の信頼を得てから、深く交際をするのである。深く交際することにより顧客から少しずつお金を搾り取るのである。彼女らは多くのお金を騙し取るために、妊娠して子供生みたいから、子供の養育費を支払って欲しい等を口実で脅迫してくる。このようなことに直面した場合、子供を生ませDNA鑑定を行うのもいいかと思う。中国でDNA鑑定をするには、双方が自ら望んでやらなければならないが、子供が生まれてからDNA鑑定に行かなければ彼女も仕方ないはず……。彼女らもこの事を恐れているのである。また彼女らが本当に妊娠しているのか、またもし本当に妊娠していたとしてもあなたと関係があるのかも不明である。


3.相手から結婚の話しを打ち出した場合、今後の生活費などの費用を負担できる経済能力がないことを強調する。彼女らが一番肝心なのは金銭であり、あなたが経済的に裕福でないことを知ったら去って行くに違いない。


4.なるべく彼女の友達、或は親族の連絡先を知っておくのが重要である。もし彼女から詐欺、脅迫行為があった場合、彼女の友達、或は親族に顔を出して解決してもらう。只、彼女らは自分の窮状について親族らに知らせたくないはずなので、友達と親族が間に入って解決するとしても客観的に判断し、彼女を説得する可能性が高い。


5.このような仕事に就く女性は、違法及び犯罪に対して敏感なので、時期を見て、弁護士に相談するとか、或は公安部門に通報するとか言い出したら、彼女らも収束するに違いない。中国の現社会事情により一人で警察に通報することを避けることを勧めする。


6.もし自殺、自分自身を傷つけることを脅迫手段とした場合は、無視する。


三、積極的に対応
1.女性の個人情報を全面的に把握する。(名前、戸籍住所、身分証明書番号、居住証番号等)また、なるべく相手の両親、兄弟の基本情報等社会関係を把握する。このような情報は、今後の話しを有利な方向に持って行く保障になる可能性が高い。


2.メールのやり取り、電話録音、関連物証、書証等を収集する。これらは今後詐欺、脅迫の証拠になる。


3.相手の生活習慣、仕事習慣、物事の処理方法、心理活動、個性等を把握する。


4.相手から過度な請求、或は詐欺の兆候があった場合は、やわらかく断固に拒否する。交渉を行う際には、なるべく弁護士立会いや相談してからにする。書面協議書に署名し、相手側に承諾書を交わすのに、落とし穴を防ぐため弁護士に一度見せてからにする。


5.女性に刑事責任を負わせる充分な証拠を集めた場合は、女性の住所地管轄の警察に通報し、助けを求める。なお弁護士に立会ってもらうのがベストである。

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