不動産関連法務

外資企業がが自社用不動産を建設する場合

国有土地使用権を取得する方法

 

1、政府による競売
 @ 経営性土地は競売の方法で取引される。
 A 非経営性土地の場合、土地を欲しがっている側が二人以上ある場合、通常競売の方法を使う。


2、土地使用権を持っている企業から土地を買い取り

 国から払い下げにより土地使用権を所有している企業が土地使用権を譲渡する際には、以下の条件を満たさなければならない。
 @ 払い下げ契約の約定に定めてある土地使用権の払い下げ金を全額払い済みであり、且つ土地使用権証書を取得済みである。
 A 払い下げ契約の約定により開発を行い、建物開発の場合、開発投資総額の25%以上の開発が完了し;土地開発に属する場合、工業用地或はその他建設用地の条件を満たす。
 以上の条件を満たす場合のみ、土地使用権を譲渡することができる。

 

土地使用権を取得後、建物の建設に関わるプロセス

 @ 土地管理部門から建設用地計画許可証を取得
 A 都市計画行政部門から建設工程計画許可証を取得
 B 建築管理部門から施行許可証を取得
 C 建設局から竣工検査届け証書を取得
 D 不動産管理部門で不動産の初期登記を行う
 E 不動産管理部門から不動産権利証書の取得

 

   中国で不動産購入の注意事項

外資の中国における不動産購入(投資)の条件

   外国個人が自己用不動産を購入する場合

   外資企業が自社用不動産を購入する場合

   外資企業が自社用不動産を建設する場合

   外資不動産企業が不動産を経営する場合

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