外資投資法務

最高人民法院(最高裁)の企業強制清算案件審理に対する要求重点

――中国外資企業(会社)撤退清算実務編――

 

 金融危機と世界的な経済衰退の影響で、会社経営は困難に陥って強制清算案件が大幅に増加している。「中国会社法」に既に、会社強制清算の審理に関しては定められているが、このような案件は非訴訟の特徴がある上に、清算に関する規定が完璧ではないため、最高人民法院(最高裁)は会社強制清算案件審理の原則やプロセスなどを細かくするため、案件審理に対していくつかの指導意見を明確に提出した。

 中国最高人民法院(最高裁)の指導意見は厳密に言えば法律に当てはまらないが、地方人民法院(裁判所)が案件審理する実践上はこれを準じるので、中国に進出している外資系企業(会社)が市場撤退を考えている、もしくは強制清算に直面する企業は、相関法令を知り尽くすとともに、この指導意見(要求)を重点に参考するべきである。

 

以下は最高人民法院(最高裁)の指導意見で、重点をまとめて掲載:


 会社強制清算案件の審理に遵守すべき原則
 会社強制清算案件の管轄・審理・申請について

 会社強制清算申請の審査・受理について

 会社強制清算申請の撤回・費用について

 会社強制清算組員の指定と議事制度について

 会社強制清算の財産保全について

 清算が出来ない・未審決案件がある会社の審理

 会社強制清算から破産清算になることついて

 会社強制清算プロセスの注意点と終結

 会社強制清算案件に関する法律文書の作成要求

 

(注意:一部重要でない部分を省略!)

 

 

 

 

 

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